ダメな奴と最悪な奴

仕事に行くまでの間、YouTubeで自民党総裁選の開票を見ていた。

無記名で行われると説明があり、誰がどの候補に投票したのかは自己申告でもない限り分からないのだと知った。

まず国会議員票の開票結果が表示され、河野太郎（敬称略）が意外と少ないなと思った。
次いで、党員票。
河野の得票が断トツで、(ﾟдﾟ)となる。

前回のスガーのときも思ったが、議員票と党員票で何でこんなねじれが発生してしまうのか。

マスコミの影響はまだまだ強いということだろう。
彼らとしても、操作できない議員票は諦めて、容易に操作・誘導できる党員票の方に全力を傾けた報道をして自らに与し易い候補を総裁に選んでもらおうと思ったのだろう。正解であり、結果として今回もマスコミに敗北を喫したわけだ。

多分だけれど、投票権を持っていた人の多くがテレビに影響されやすいジジババなんだと思う。

この構図は何度も見ている。
せっかく選挙区で落としたのに、比例で復活当選してしまうという、アレとほとんど同じだ。

議員票で岸田＞高市＞河野＞野田でヨーシ！となったのに、党員票で河野＞＞岸田＞高市＞野田とされてやられてしまう、と。

で、決選はダメな奴と最悪な奴。
最悪は免れたから良しと言う人はいるけれど、似たり寄ったりよ？少ーーーしだけマシかも？というレベル。


…まぁ、自民党員は変化を望まないんだなということがよく分かった。

落日の自民…この選択で日本が沈まないと良いんだけれど。