雑草を食べさせられた思い出

いぢめとか、罰ゲームではない。


小学校のときに授業の一環で、「野草を食べてみよう」的なものがあったのだ。

班ごとに分かれて、学校周辺で食べられそうな野草を採取する。それを検分したのち（万一、毒草があるといけないので）、天ぷらにして食べてみるというものだった。

当時から僕は野草についてはクラスメイトよりは知識があったので、天ぷらにしたら美味しいものばかりを選んで採取していたのだが、他のみんなは手当たり次第（！）に摘んで袋に入れていく。
不味そうなのはそれとなく誘導して取らせないようにしたが、全部は無理だった。

家庭科室に移動して、野草というか雑草たちに衣をつけて揚げていき、いざ試食タイムとなった。
みんな最初は「意外と美味しい！」と歓声をあげるが、そのうち“ハズレ”…天ぷらには合わないダメなもの、美味しくないものが分かってきて「これ取ったの誰だよ！？」と、なる(笑)
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庭師が花壇の手入れをしているのを眺めながら、「そういやあの草、食べさせられたっけなぁ…(；^ω^)」と思い出していた。