サザエさん症候群について少し書く過程で、高校時代に出会った名物先生のことを思い出した。

担当教科は古典、アダ名は「仏(ホトケ)の○○(名字)」
生徒たちの誰も、彼が怒るところを見たことがないというのが、その由来だった。

2年(3年?)の時に、古典担当がその先生になった。

ちょっと形容しがたい、だが確かに仏オーラ?を纏った初老の男先生だった。

少し変わったお名前で、実家がお寺なのだという。「あいつ休日は実家でお経唱えてるんだぜ~」と、地元出身(※)の同級生が言っていたのを覚えている。

何度か授業を受けて、「仏の」とアダ名される理由が分かった気がした。
居眠りする生徒がいても、「寝ちゃ駄目だぜ」と諭すように注意する。決して怒らない。
テストの点がどんなに悪くても赤点は付けない(らしい)。
活用を諳じて覚えてもらうための発音の仕方(暗記術)が読経そのもの(笑)

その人柄からか、女子生徒の人気は高く、「こんなやり方もあるんだな…」と思った。


あるとき、何のきっかけだったか覚えていないが、サザエさんの話題になった。
そのとき○○先生がメロディの一節を口ずさんだのだが、それが独自のメロディだったのだ(笑)
聞き慣れた「サーザエーさん、サザエさん♪」ではなく、「サーザエーさん、サ“ザ”エさん!」という、後半部分の「ザ」を強調する感じ…あぁダメだ筆記ではうまく伝わらない(T_T)

サザエさんと聞くと思い出す、○○先生のこと。

コメント

スミぱん@国会を見よう
2020年10月17日15:50

「強調」をうまく使うといいですよ。

新生! 猫谷ジン
2020年10月17日17:34

いま全然違う仕事をしているとはいえ、これでも教職出身なんですよね…お恥ずかしい(///∇///)

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