学生時代、教職課程で母校の中学校とは別に特養と特別支援学校にそれぞれ実習に行った。

いま思い出しても、僕には特養など介護の仕事は無理だと思う。

1週間限定だったと思うが、地域の特養に実習に入った。

御存じだと思うが、介護も賃金の安い仕事である。
今は多少見直しがされたと言うが、当時は本当に低賃金で、教職課程の一環で実習に入った僕に、初日から年の近い従業員の皆さんが口を揃えて「こんな仕事に就くもんじゃないよ!」と忠告をしてくれたのを覚えている。

僕はおばあちゃんッ子だし、1週間くらいなら務まるだろう、と軽く考えていた。

…とんでもなかったね。
大多数の入所者は「ありがとう、すまないね」などと労いの言葉をかけてくれるのだが、数人、曲者が存在していたのには参った。
「今日お世話してもらう人はちょっと気をつけてね」と事前に教えてくれてはいたが、当時から短気だった僕は「こんの○○!!」と怒鳴り付けたくなること多数だった。


さて、従兄弟のひとりに介護士をやっているのがいる。
彼も僕と同じかそれ以上におばあちゃんッ子で、性格の優しい彼には向いていると思う。

今でも僕には無理だと思う。
入所者に対する虐待は肯定できないが、その心理は理解できる。

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