小学生か中学生の頃だったと思う。

ある日、母が「今晩なに食べたい?」と聞いてきた。

「好きなものが食べられるんだ!」 と考えて、「オムレツ!!」と返事をした。


でもこれは僕の勘違いで、本当に食べたかったのは「オムライス」だった。

それじゃなかったのに、僕の喜ぶ顔を想像しながら作ってくれたのだろう。

「ご飯だよ~!」と呼ばれて席についた僕の目の前にあったのは、オムライスならぬオムレツだった(当然だ)。

「これじゃない!間違えた、オムライスだった!」と言った僕に母は顔をしかめた。

オムレツとオムライスを間違えた僕。

その日の、そこから先の記憶は無い。


それから何度か、オムレツとオムライスで「今度は間違いないね!?」というやり取りをした(笑)



こんなことがあってから、母のオムレツが大好物になったのだった(笑)



コメント

アミ
2019年8月19日18:10

引き出しの広さは、重ねた年が違うから、仕方ありません。(笑)
でも、中身は、似たようなもの。
優しいお母様と、ちょっとだだっこ坊やのやり取りが目の前に浮かんできました。

新生! 猫谷ジン
2019年8月20日7:30

挽肉、ジャガイモ、玉葱、…具だくさんなオムレツでした。

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