ふと、白玉あずきが食べたくなった。
何処のが美味しかったかな…と、記憶をたどってみた1番は、おばあちゃんの作ってくれたそれだった。
夏のある日、ちょうど今時分だったかも知れない。
小学生の頃だっただろうか、いつものように、おばあちゃんのところ(お祖父様の家)に遊びに行っていた。
お昼頃、おばあちゃんが僕に「今日はお団子にしようか?」と声をかけてきた。
見ると、粉から捏ねられた丸く平べったいお団子が20か、もっとあっただろうか、いくつも準備されていた。
「あずきも茹で(煮?)てるからね。」と言われて、ひんやりとした廊下にぺたんと座ってちんと(※)していた。
少し待って、煮たあずきのかけられたお団子が深さのある容器に盛られて出てきた。
麦茶だったか、冷たいお茶と一緒に食べた。
やさしい感じの、白玉あずき。
古い記憶で、ところどころ怪しいが、まだそのときのお団子とあずきの食感が舌の根に残っている。
※「ちんとする」…富山弁。「じっとする、おとなしくする」
何処のが美味しかったかな…と、記憶をたどってみた1番は、おばあちゃんの作ってくれたそれだった。
夏のある日、ちょうど今時分だったかも知れない。
小学生の頃だっただろうか、いつものように、おばあちゃんのところ(お祖父様の家)に遊びに行っていた。
お昼頃、おばあちゃんが僕に「今日はお団子にしようか?」と声をかけてきた。
見ると、粉から捏ねられた丸く平べったいお団子が20か、もっとあっただろうか、いくつも準備されていた。
「あずきも茹で(煮?)てるからね。」と言われて、ひんやりとした廊下にぺたんと座ってちんと(※)していた。
少し待って、煮たあずきのかけられたお団子が深さのある容器に盛られて出てきた。
麦茶だったか、冷たいお茶と一緒に食べた。
やさしい感じの、白玉あずき。
古い記憶で、ところどころ怪しいが、まだそのときのお団子とあずきの食感が舌の根に残っている。
※「ちんとする」…富山弁。「じっとする、おとなしくする」
コメント
私のおばあちゃんの思い出の一品はおはぎですね。おばあちゃんが亡くなった時、おばあちゃんのおはぎ、もう食べられないんだって思いました。
おばあちゃんが亡くなって13年、あれ美味しかったな、これ美味しかったな…と、思い出されます。
私も大好きです~♬
ちなみに、「ちんとする」は私も使います。
富山弁だったのですね~。
この「~(エ段の音)ま!」が知らない人にはキツく聞こえるらしいですよ。