思い出しついでに書いてみる。

瓶(入り)のサイダーが懐かしい。

僕が小さかった頃、飲料水の容器は瓶か缶のものしかなかった。
よく入り浸っていたおばあちゃん家…母の実家は何代にもわたって村の顔役を務めてきた関係で、接待用にであろう、ビールと共に瓶のサイダーがケースで置いてあった。

小さな僕はそれに目を付けた。
とても一人で全部は飲めないのに、離れの冷蔵庫から瓶のサイダーを両手で抱えて持ってきて、祖母に「これ開けてー」と言ってきたという。お祖父様や父たちの真似をサイダーでやりたかったのだろう。コップにサイダーを注いでもらって、「あ~♪」と満足そうにしていたらしい(笑) このへんは微かに記憶にある。

さて今年のお正月、ビールの飲めない僕はサイダーを飲んでいた。缶入りの250mlサイズのものである。ペットボトルのものもときどき購入するが、瓶入りのものは長らく飲んでいない。

いつの間にか、ペットボトルが一般的になってしまった。缶はまだあるが、流通量ではペットボトルに及ばない。瓶はそれ未満である。

こうしてなかなかお目にかからなくなったせいか、瓶のサイダーを飲んでいた日々が懐かしい。

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