紙の本について書こうと思ったが、いわゆる“古書”と呼ばれるものたちはその1に書いた骨董品にカテゴライズされるものだったので、ここでは触れない。
新刊本の目利きについて書いてみようと思う。
世の中には本が溢れている。
雑誌、新書、単行本(ハードカバー)、文庫本…さまざまある。
数多ある本の中から如何にして自分好みの良い本を見出だすか?
まず、良い本とは何だろう?
本屋にとっては、売れる本が良い本だという。
確かに、彼らにとってはそうだ。本が売れなければ商売にならない。
しかし、消費者目線ではそうではない。その本がいくら売れようが知ったことではない。
とりあえず、面白い本を良い本と定義しよう。
本屋にとっての良い本と共通する部分もあるが、それは必ずしもよく売れる本ばかりではない。
メディアで取り上げられる、露出の機会の多い本はそれだけ大衆の目に留まりやすいだろう。一方で、その機会に恵まれない本はなかなかその面白さを知られない。
前者は、放って置いても売れる。ベストセラーとか、○○で取り上げられました!とか帯に付けておくだけで良い。僕はそれらには興味が無い。わざわざ読まなくても周りの誰かがその内容を教えてくれるし、そのうち古本屋に大量に流れるのが目に見えている。
目利きとしての腕が試されるのは後者だ。僕が読みたいのは主にこちら側の本。
誰かに目を付けられる前に、如何にしてそれを見つけるか。富山の書店員には目利きが居ない。大都会に比べれば、一地方の本好きの人口なんてたかが知れている。冒険はできない、というのは分からなくもないのだが、惜しいな…と思う。
これは…と思う本を見出だしたら、発売日に本屋巡りをする。僕が面白いと思う本を入荷している本屋はあるか?を見て回る。予約注文するなどして教えてはやらない(笑) 最初から期待できない、無理だと思えば、通販を利用する。
それで、自分なりに本屋の格付けをする。次に目当ての本を探す際の参考にするのだ。
残念なのは、ここ2、30年で多くの個人経営の本屋が店を畳んでしまったこと。今や富山には個性的な本屋はほとんど無い。探す楽しみも無いのは、つまらない。
…と、「良い本に出会うには?」を書いていたつもりが、脱線してしまった。
日常的な本屋巡りが近道だろうか? あとは慣れ。
アンテナを立てておくこと。
新刊本の目利きについて書いてみようと思う。
世の中には本が溢れている。
雑誌、新書、単行本(ハードカバー)、文庫本…さまざまある。
数多ある本の中から如何にして自分好みの良い本を見出だすか?
まず、良い本とは何だろう?
本屋にとっては、売れる本が良い本だという。
確かに、彼らにとってはそうだ。本が売れなければ商売にならない。
しかし、消費者目線ではそうではない。その本がいくら売れようが知ったことではない。
とりあえず、面白い本を良い本と定義しよう。
本屋にとっての良い本と共通する部分もあるが、それは必ずしもよく売れる本ばかりではない。
メディアで取り上げられる、露出の機会の多い本はそれだけ大衆の目に留まりやすいだろう。一方で、その機会に恵まれない本はなかなかその面白さを知られない。
前者は、放って置いても売れる。ベストセラーとか、○○で取り上げられました!とか帯に付けておくだけで良い。僕はそれらには興味が無い。わざわざ読まなくても周りの誰かがその内容を教えてくれるし、そのうち古本屋に大量に流れるのが目に見えている。
目利きとしての腕が試されるのは後者だ。僕が読みたいのは主にこちら側の本。
誰かに目を付けられる前に、如何にしてそれを見つけるか。富山の書店員には目利きが居ない。大都会に比べれば、一地方の本好きの人口なんてたかが知れている。冒険はできない、というのは分からなくもないのだが、惜しいな…と思う。
これは…と思う本を見出だしたら、発売日に本屋巡りをする。僕が面白いと思う本を入荷している本屋はあるか?を見て回る。予約注文するなどして教えてはやらない(笑) 最初から期待できない、無理だと思えば、通販を利用する。
それで、自分なりに本屋の格付けをする。次に目当ての本を探す際の参考にするのだ。
残念なのは、ここ2、30年で多くの個人経営の本屋が店を畳んでしまったこと。今や富山には個性的な本屋はほとんど無い。探す楽しみも無いのは、つまらない。
…と、「良い本に出会うには?」を書いていたつもりが、脱線してしまった。
日常的な本屋巡りが近道だろうか? あとは慣れ。
アンテナを立てておくこと。
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