秋グミ

2018年9月26日 エッセイ
何処からかだろうか、ふわりと風に乗って秋グミの匂いを嗅ぎとった。

そういえば、時期か…と思い出す。


僕が生まれ育った村は四方を山に囲まれており、山も川もあった。
そういうわけで、山も川も遊び場だった。

放課後などに、よく秋グミを食べに河原に行ったものだ。

ところどころに小さな赤い実をつけた秋グミの木が散在…自生している。
それを摘んで友人たちと口にする。
渋いものが多かったように思う。
たまにそれほど渋くないのを見つけると枝ごと採っていた。

ススキを刈ったり、秋グミを食べたり、アケビやヤマブドウを摘みに行ったり、…と、少年の日が懐かしく思い出される。

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