台風の日

2018年8月24日 エッセイ
子供の頃、台風の日は一種お祭りのような感じだった。

富山はあまり台風の直撃を受けない。
記憶にある中では、せいぜい裏の崖が崩れたくらいしかない。

家の裏から100メートルほどのところが崖になっている。
その崖っぷちに生えていたコナラだかミズナラといった、ドングリのなる木が倒れたことで崖が崩れたのだ。

台風が過ぎ去って、外に出てドングリを拾いに行く。風を受けて、まだ青いたくさんのドングリが落ちていた。なかには折れた枝ごとのものもあった。

そのドングリや傘?帽子?の部分に爪楊枝を刺して独楽を作って遊んだ。

テレビでは台風の直撃を受けた地方の様子を中継していたが、僕らにはほとんど他人事だった。

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