よしづきくみち先生の新刊、『8畳カーニバル』第3巻(最終巻)を読んだ。

「踊ってみた」を題材にした作品で、ぼっちな主人公の成長物語(←端折りすぎ)。

よしづき先生は僕が作家買いをしている漫画家さんの1人で、『君と僕のアシアト』で目に入って以来、新刊が出たら無条件で購入し続けている。基本は「単行本派」…単行本化したら買うのだが、本作に限っては週マガ読んで物語を追いかけた。

久しぶり(学生時代以来?)に週刊の漫画雑誌を手に取ったのだが、趣味嗜好が変わったのもあるだろうが、昔ほどパワーのある作品、読ませる作品が無くなったなぁ…と、感じた。

ネットの影響もあるだろうが、発行部数の減少はつまり、読者の減少を意味している。

週マガで連載を追いかけ続けた人から、「本作の雑誌での掲載順が後ろの方だから、人気はない、遅かれ早かれ打ち切りになるぞ?」と聞いていたのだが、その通りになってしまった。

ベテランの作家さんゆえに上手くまとまっているのだが、最終話に至るまでがやはり急ぎ足になっていた。先生のコメントからも(推定)打ち切りの無念さが読み取れた。お蔵入り、陽の目を見ることのなかったエピソードにはどんな物語があったのか。

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